2021年09月16日
グルテン・カゼインコントロール 1
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・最近、なぜか疲れがうまく抜けない。
・充分睡眠をとれているはずなのにいつも眠い
・倦怠感が絶えずあり、やる気も起きにくい
・日昼、頭がぼんやり・ボーっとして、物事を集中
持続して考えたり記憶することが難しい
・肩や首、背中のコリ、関節の痛み、顔や手足が
むくみやすい
・頭痛、めまい、吐き気、イライラ、うつ的症状が
ある
・鼻炎、ぜんそく、逆流性食道炎、胃炎、生理不順
PMS(月経前症候群)の症状が強く出る
・体のあちこちに痛みやかゆみ、炎症が出やすく
肌荒れや発疹、傷がなかなか治ってゆかない
・何も心当たりがないのに腹痛やお腹の調子が
悪く、張ったり、慢性的に便秘・下痢気味
最近このような症状でずっとお悩みの方!
もしかすると、それはコロナ過での
心身に蓄積されたストレスによる影響ではなく
加齢による老化で体が衰えてきているせいでも
生活習慣に何か大きな問題があるから
そうなっている訳でもないのかもしれません。
心当たりがある症状の、推測される限りの要因を
一つ一つ丹念に解決してみて
それでもなんとなく体調が悪い、すぐれない
気持ちも沈みがちでやる気も湧きにくい状態が
このところずっと続いている
この先良くなる兆しもつかめていないという現状。
その隠れた真の原因は
グルテン・カゼインの摂取
*醤油と味噌は醸造・発酵の製造過程で麦のアレル
グルテン・カゼインの
症例 1
小麦アレルギー
小麦は成分の7、8割をデンプンが占め、タンパク
質を約1割を含んでいます。その成分に
水に溶けるタンパク質 : アルブミン、グロブリン
水に溶けないタンパク質:グリアジン、グルテニン
があり
どのタンパク質に、免疫がアレルギー反応を示す
長年に渡り体内に入ってきた直接は無害な
その隠れた真の原因は
グルテン・カゼインの摂取
にある可能性があります。
グルテンとは ―小麦や大麦、丸麦、押し麦、ライ
グルテンとは ―小麦や大麦、丸麦、押し麦、ライ
麦...等に含まれる「グルテニン」と「グリアジン」
というタンパク質の成分が、水と混ぜ捏ねること
によって成分がお互いに絡み合い出来あがります
グルテンには食品に粘り気や弾力を持たせる性質
があり、日本人の大好きな、パンのフワフワとした
によって成分がお互いに絡み合い出来あがります
グルテンには食品に粘り気や弾力を持たせる性質
があり、日本人の大好きな、パンのフワフワとした
やわらかさやモチモチとした食感、麺類のコシも
生み出します。
日頃食する機会の多い、主として麦を原材料として
日頃食する機会の多い、主として麦を原材料として
作られた以下の料理、飲み物、食品、調味料
パン類、麺類(パスタ、ラーメン、うどん、冷や麦
そうめん、きしめん、日本そば【十割そばは別】、
パン類、麺類(パスタ、ラーメン、うどん、冷や麦
そうめん、きしめん、日本そば【十割そばは別】、
沖縄そば…他)グラタン、ピザ、お好み・たこ焼き
揚げ物(天ぷら、唐揚げ、チキン・とん・牛カツ…)
餃子・焼売・小籠包・春巻の皮、中華饅頭、お麩、
ハンバーグ、カレールー、スイーツ全般、菓子類、
ホワイトソース、しょうゆ、味噌、麦芽エキス・シ
ロップ、ビール、発泡酒、麦芽飲料....等々
に含まれています。
*醤油と味噌は醸造・発酵の製造過程で麦のアレル
ゲンが変化し、グルテンが人体に対 して無害化さ
れているという説があります。
カゼインとは ―牛乳に含まれるタンパク質の8割
を占める成分。これもグルテンを摂取した時と同じ
ような問題症状を発生させる。それを消化できる
酵素を持つ子牛と違い、人間は母乳と違う牛乳の
カゼインを消化できる酵素をあまり持ちあわせて
いません。
また、牛乳は殺菌のため高熱で加熱されており、
カゼイン(熱に強い)以外のタンパク質が変性し
生乳に元々含まれている消化酵素も破壊される
ので人の体内で余計に消化されにくい。
ちなみに、牛乳を飲んだ後お腹がゴロゴロするとか
下痢をするいう方は、乳糖を消化する酵素である
ラクターゼを持ち合わせていない、あるいは分泌量
が充分に足りない為、消化不良を起こしている乳糖
不耐症の症状。
カゼインは主に牛乳、乳飲料、乳製品、牛乳を原材
料に使った食品や洋菓子・料理、
ヨーグルト、チーズ、生クリーム(植物性は除く)、
スイーツ類(アイスクリーム、プリン、ケーキ、ド
ーナツ、スコーン、ベーグル、パンケーキ、サー
ターアンダギー…他)スープ、シチュー、鍋物…等
にも一部含まれます。
グルテン・カゼインの
いったい何が問題なのか?
腸の炎症を起こす
小麦・大麦・丸麦・押し麦・ライ麦などに含まれる
タンパク質は、体内に入るとまずペプチドという
鎖のようにつながった分子に小さく分解され
さらに消化酵素によって最終的にアミノ酸にまで
細かく分解され小腸で吸収されます。
ところが、
グルテンの特徴は人の体内でペプチドという
分子に分解されにくい構造をしています。
つまり、食事で摂ったタンパク質の一部が
充分に消化されないまま小腸に到達し
腸壁にへばりついてそこで免疫により異物
腸の炎症を起こす
小麦・大麦・丸麦・押し麦・ライ麦などに含まれる
タンパク質は、体内に入るとまずペプチドという
鎖のようにつながった分子に小さく分解され
さらに消化酵素によって最終的にアミノ酸にまで
細かく分解され小腸で吸収されます。
ところが、
グルテンの特徴は人の体内でペプチドという
分子に分解されにくい構造をしています。
つまり、食事で摂ったタンパク質の一部が
充分に消化されないまま小腸に到達し
腸壁にへばりついてそこで免疫により異物
として認識・攻撃されて腸粘膜で炎症を起こし
本来分厚く丈夫な腸壁を薄くさせ
ざるの目の様に酷く荒らしてしまいます。
人類は、長い年月をかけて
人類は、長い年月をかけて
人体が消化・吸収されにくいタンパク質を多く
含んだ穀物(高含有グルテン)を
エゴと欲望で品種改良を何度も繰り返すことに
よって生み出し
本来、生乳にはタンパク質(カゼイン)の消化を
助ける酵素が豊富に含まれているにも関わらず
高温による加熱殺菌によって死滅させ、保存・
流通・商業的利益の追求のみを優先、安全性を
ないがしろにし続けてきた結果、
次のような深刻なアレルギー、炎症を引き起こす
病気を生み出しています。
症例 1
小麦アレルギー
小麦は成分の7、8割をデンプンが占め、タンパク
質を約1割を含んでいます。その成分に
水に溶けるタンパク質 : アルブミン、グロブリン
水に溶けないタンパク質:グリアジン、グルテニン
があり
どのタンパク質に、免疫がアレルギー反応を示す
かでそのタイプが異なり、摂取直後に水に溶ける
タンパク質に拒絶反応が現れる人もいれば
水に溶けないタンパク質に、消化後時間差で反応
を示す人
また、両方のタンパク質の成分に反応して
食物アレルギー症状を発症してしまう検査結果が
出る方もいます。
タンパク質に拒絶反応が現れる人もいれば
水に溶けないタンパク質に、消化後時間差で反応
を示す人
また、両方のタンパク質の成分に反応して
食物アレルギー症状を発症してしまう検査結果が
出る方もいます。
主な症状に、蕁麻疹・かゆみなどの皮膚症状や
下痢・腹痛などの胃腸症状。また、くしゃみ、鼻水
といった耳鼻科的症状、喘息や呼吸困難などの
呼吸器症状などをはじめ、
いきなり呼吸ができなくなったり血圧が下がった
りする「アナフィラキシーショック」を起こす場合
もあります。
症例 2
セリアック病
グルテンを含有する食物などを摂取すると
消化酵素では分解できないグルテン分子の一部
に対して自己の免疫系が異物とみなして
小腸の上皮組織を攻撃することで炎症を起こし
上皮細胞そのものの破壊にまで至ってしまう
この結果、小腸から栄養を吸収出来なくなり
食事の内容に関らず栄養失調の状態にまで陥る
食事の量と質には日頃気をつけてはいるが、
ダイエットしてるわけでもないのに、どんどん
体重が減っていく場合は一度疑うべき。
症例 3
リーキーガット症候群
腸の炎症によって腸壁の細胞と細胞の間の空間に
ごく小さな隙間(穴)ができて、そこから本来体外に
排泄されるべき毒素や老廃物が体内に侵入してし
まう状態を「リーキーガット」といいます。
英語でリーキーは「もれる」、ガットは「腸」を
意味し、日本語に訳すと「腸もれ」になります。
このような腸の状態になった病気が
「リーキーガッド症候群」です。
日本語では「腸漏れ症候群」とも言われます。
セリアック病
遺伝性の自己免疫疾患。北欧・欧米系で
特にパンやパスタなど小麦粉食を主食とする人達
に発症が多く、日本人には少ない。
消化酵素では分解できないグルテン分子の一部
に対して自己の免疫系が異物とみなして
小腸の上皮組織を攻撃することで炎症を起こし
上皮細胞そのものの破壊にまで至ってしまう
この結果、小腸から栄養を吸収出来なくなり
食事の内容に関らず栄養失調の状態にまで陥る
食事の量と質には日頃気をつけてはいるが、
ダイエットしてるわけでもないのに、どんどん
体重が減っていく場合は一度疑うべき。
症例 3
リーキーガット症候群
腸の炎症によって腸壁の細胞と細胞の間の空間に
ごく小さな隙間(穴)ができて、そこから本来体外に
排泄されるべき毒素や老廃物が体内に侵入してし
まう状態を「リーキーガット」といいます。
英語でリーキーは「もれる」、ガットは「腸」を
意味し、日本語に訳すと「腸もれ」になります。
このような腸の状態になった病気が
「リーキーガッド症候群」です。
日本語では「腸漏れ症候群」とも言われます。
主な症状に、原因不明の熱、筋肉痛・関節痛、
胸やけ、息切れ、吐き気、腹痛、お腹の張り・消化
不良、下痢・便秘、食欲低下、記憶力低下、集中力
低下、不眠症、不安感、疲労感、神経過敏、抜け毛
ニキビ、蕁麻疹、喘息、アトピー性皮膚炎、クロー
ン病、過敏性腸症候群。
症例 4
グルテン過敏・不耐症
慢性的な心身の不調に悩む人の中には
小腸が小麦のグルテンに過敏反応する
『グルテン過敏症』や、グルテンをスムーズに
消化・排出ができない『グルテン不耐症』の人
たちが一定数存在します。
正常な人の場合、小腸の粘膜の細胞間は適度に
閉じていて、必要な栄養素だけを取り込み吸収し
不要な毒素や老廃物、細菌はブロックします。
しかし、グルテン過敏症や不耐症の人の場合
特にグルテンの中の「グリアジン」という成分が
腸粘膜のバリア機能を低下させ、本来は吸収さ
れてはいけない毒素や老廃物が、小腸の粘膜の
細胞間が緩んで細かい穴のようなものが開いて
グルテン過敏・不耐症
慢性的な心身の不調に悩む人の中には
小腸が小麦のグルテンに過敏反応する
『グルテン過敏症』や、グルテンをスムーズに
消化・排出ができない『グルテン不耐症』の人
たちが一定数存在します。
正常な人の場合、小腸の粘膜の細胞間は適度に
閉じていて、必要な栄養素だけを取り込み吸収し
不要な毒素や老廃物、細菌はブロックします。
しかし、グルテン過敏症や不耐症の人の場合
特にグルテンの中の「グリアジン」という成分が
腸粘膜のバリア機能を低下させ、本来は吸収さ
れてはいけない毒素や老廃物が、小腸の粘膜の
細胞間が緩んで細かい穴のようなものが開いて
しまっているが為、
そこからが体内にもれ出し、血流を経て全身へ
と運ばれてしまい、炎症やアレルギー症状、自己
そこからが体内にもれ出し、血流を経て全身へ
と運ばれてしまい、炎症やアレルギー症状、自己
免疫の暴走・誤作動を引き起こしてしまう。
このように慢性的な不調の原因が
小腸という人体に必要な栄養を取り込む役割と
免疫物質の7割を作っている重要な臓器だけに
体全体への影響は計り知れません。
今回は特に、直ちに治療や厳格な摂取制限など
このように慢性的な不調の原因が
小腸という人体に必要な栄養を取り込む役割と
免疫物質の7割を作っている重要な臓器だけに
体全体への影響は計り知れません。
今回は特に、直ちに治療や厳格な摂取制限など
が必要な症例 1・2・3ではなく
症例4のグルテン・カゼイン過敏症、不耐症に
ついて、その対策・改善方法をとりあげていき
たいと思います。
なんとなく近頃体の調子があまりよくない、
すぐれない、すっきりとしない。
病院に行くほどじゃないが、症状が表れても
ついて、その対策・改善方法をとりあげていき
たいと思います。
なんとなく近頃体の調子があまりよくない、
すぐれない、すっきりとしない。
病院に行くほどじゃないが、症状が表れても
疲れかな?
ストレスかな?
宅飲みしすぎ?
宅飲みしすぎ?
内食ばっかりで最近食べすぎ?
家に籠もりきりで運動が足りてないからだろう。
そのうち良くなっていくんじゃない。
家に籠もりきりで運動が足りてないからだろう。
そのうち良くなっていくんじゃない。
とばかりに楽観的・希望的観測で
安易に常備薬やサプリメントに頼って
やり過ごしているんじゃないでしょうか?
私が思うに
グルテン・カゼイン過敏症、不耐症は
花粉症の例を参考にするとわかりやすく
安易に常備薬やサプリメントに頼って
やり過ごしているんじゃないでしょうか?
私が思うに
グルテン・カゼイン過敏症、不耐症は
花粉症の例を参考にするとわかりやすく
理解がしやすい気がします。
長年に渡り体内に入ってきた直接は無害な
物質でも、過度な負担が繰り返し蓄積され
一定の対応・許容量・排出量の限界値超えると
ある日、免疫が暴走・拒絶反応を示し、
一定の対応・許容量・排出量の限界値超えると
ある日、免疫が暴走・拒絶反応を示し、
もう限界です!身体に取り込みすぎです!
いくら好物・栄養があるからといって
いくら好物・栄養があるからといって
食べている物の中味・人体への作用・安全性に
関心を払って下さい!
摂取量を考えて分量をもっと控えて下さい!
もっと誠意をもって自分の体と向き合って
事実に目を背けないでください!
と体が警告(メッセージ)を発している。
そのように思うのです。
人は好物で長年に亘って日常よく食べている食品
そのように思うのです。
人は好物で長年に亘って日常よく食べている食品
ほど、日常生活では無自覚・無症状で
特別に注意を向ける事はしませんが
検査をしてみると潜在的に軽いアレルギー反応を
示している例がよく見つかるといいます。
それでは
検査をしてみると潜在的に軽いアレルギー反応を
示している例がよく見つかるといいます。
それでは
日常生活であふれ返り、避け続けることが難しい
グルテン・カゼインの摂取と
いかにうまく対処・コントロールして生活していく
べきなのか?
それについては次回に……
つづく
恒例の一曲プレゼント。どうぞ!
Tenth Avenue North
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恒例の一曲プレゼント。どうぞ!
Tenth Avenue North
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Posted by 玉城 覚 at 19:30│Comments(0)
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