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2022年02月22日

マトリックス Resurerections

  真実の先を知りたくないか


マトリックス Resurerections










観てきました。今年初の
ミハマセブンプレックスにて



客の入りは蔓延防止期間中だからか
平日だからなのか、それとも作品に人気がない
のかわからないがかなり少ないね。
これだともっと前(オミクロンが流行る前)に
観てもよかったなとちょっぴり思いつつも



流行がピークアウトしてきた現在の状況で
ちょうど密を避けられ空いていて
じっくりと観るのにいいタイミングだったん
じゃないかな。そろそろ劇場での公開が終わる
頃たったから.....



以前確か、脚本・監督のウォシャウスキー兄弟
(今は姉妹?)はマトリックスは三部で完結する
作品でその続きのストーリーはない
作らないと言っていたような記憶があるが



お金の問題?、契約上の理由、ワーナーからの
続編制作への圧力等、大人の事情で新作を作らざる
を得なかったのでしょうか?



もしかすると面白い斬新なアイデアでもあって
新作に反映されるかもという淡い期待はあるが
今回の映画制作にはこれまで一緒に携わってきた
妹(姉?)は何故か参加していないようだ。



理由はどうであれ、気がつけば性別が二人共
変わっちゃってるみたいだし、以前から噂は確かに
あったけど、そこのところはあまり深く突っ込まない
でおくとしよう。www



重要なのは新作の出来の方で
マトリックスはわざわざ劇場まで足を運んででも
観たいと思う数少ない作品だし、以前にも書いた
ことがあるが、この作品の中には制作者が知ってか
知らずかこの世(現世)の本当の成り立ち(真実)が
一部描かれている.....



前三部作は、AIによる人類の完全なるマトリックス
世界下の支配に気付き、抵抗する少数の人間と
救世主による運命の選択と生存をかけた壮絶な戦い
が描かれていましたが



我々が自らの目で見て、これが現実(リアル)だと
普段思っているこの三次元の物質世界(現世)も
実は個々人の魂(意識)の投射・投影によって細部
まで完璧に創り映し出され、脳であたかも今起こっ
ているかの様に処理されている。(これホント!)



その話はすぐにはとうてい信じられなくて
説明するのも難しく、立証もしづらいので
後のブログに書くとして
まずは映画を観た感想から.....




予告編の動画を見た限り
resurrection (レザレクション)とは
英語で復活、復興、再流行、キリストの復活最後
の審判日における)全人類の復活、を意味すること
から、AIによる人類の支配が再び起こっていて
それとまた戦うようなストーリーは想像ができる。



今回の作品は全く新しい内容・設定のストーリー
ではなく、前作から数十年後の仮想世界が描かれて
あるらしく一作目と強い関連があり、実質的には
三部作の流れを汲む続編にあたる。



まだ観てない方がいるでしょうから、あまり詳しく
内容の事を書いてしまうと面白みが半減するかも
しれないが、この作品に限っては予め前作を全部
鑑賞して予習し、いろいろな本作の解説動画を見
てからでも充分楽しめるかもしれない。



率直な感想を言わせてもらうと
良くも悪くもシリーズ化された作品によくありがち
な、前作が大ヒットしたものだから完結編で終わ
ったはずの物語なのに商業的に続編を望まれ



後で前作との辻褄が合うように、ストーリーや人
物設定・関係性、新しい展開を大きく膨らませて
繋げ、複雑に付け足した感のある映画になって
いる。



特に前半部分は複雑で、この作品のファンが喜ぶ
ような仮想と現実を行ったり来たりしてアクション
も満載、一作目の懐かしい場面の回顧や哲学的な
セリフの言い回し、例の赤や青のカプセルを選択
して運命の難しい決断を迫られるシーンなど



字幕の文字を集中して追いかけ、頭をフルに使って
過去作の内容を思い出し、新作との繋がりを理解し
ながら観ていかないと、あっという間に時間が過ぎ
ときどき置いていかれそうになってくる。



一転して後半部分は、謎が解け伏線が回収されて
話の展開がマトリックスに完全に取り込まれた
トリニティの救出とネオとのラブストーリーの構成
になっていて



映画の前半部分とは打って変わって間延びして
少し退屈な感じでストーリー的に先が読めてしまい
話の展開に慣れてしまった為か、ハラハラドキドキ
するシーンやサプライズもあまりなく



いかに戦闘シーンでCGやVFXを派手に使って
エンディングに向かって盛り上げようとしても
逆に観ているこちら側はテンションがだんだん
下がっていく。



最近良く思う事だけれど、実写の映画の方が
映像技術が飛躍的に進歩・発達して表現の限界が
無くなってきたからなのか、



現実にはあり得ない荒唐無稽なアクションシーンや
倫理の規制も厳しくなってきて、無敵で死なない
戦闘で血も流さなければ傷一つ負わない
完璧な登場人物に共感やリアリティを感じにくく
なっていて



アニメーションの方が逆にリアルと共感を求めて
登場人物が大怪我を負ったり、あっけなく命を落と
したり非業の死を遂げたりするシーンがあり
より見る側を引き込み寄り添い、現実的な心理描写
や表現を多く取り入れ成功している感じがする。



でもこれはある意味、あらかじめ予想され得た事
シリーズ物は前作より面白い作品を常に求められ
がちで、観る側の期待値のハードルがかなり高い
ものだから



単純に、どうせヒーローが最後は勝利してヒロイン
と結ばれてハッピーエンドで終わるんでしょ的な
ハリウッド映画で定番のエンディングで終えるよう
だと



観終わった後の落胆や失望、感想・評価が当然
厳しいものになってくる。それはスターウォーズ
シリーズやスパイダーマンシリーズ然り。



007ぐらいに長きにわたり制作が続いていると
そこを突き抜けて余計な先入観やこだわり、過度の
期待も少なく力を抜いて「新作待ってました!」と
フラットに見れるけれども



だからといって
この作品は決して観ない方がいいとは言いません。
細かく見ていくと、こだわった部分や一作目の公開
から、時代の移り変わりでテクノロジーも急速に進
歩し



前三部作の公開当時は
時代を反映して電話ボックスや電話の回
使って仮想と現実の世界を行き来していたが
新作ではみんな当たり前にスマートフォンや
タブレットを使っている。



また、ジャパニメーションの影響を大きく受けた
監督のリスペクト・愛なのか、仮想世界のポータル
(出入口)がなぜか移動する日本の新幹線の中に
あり、そこで派手な戦闘シーンも繰り広げられる。
そんなこともあって、アメリカより先に日本で先行
上映された理由もよく分かる。



そして、エンディングやエンドロール後は続編を
制作してもこれでシリーズ完結。続きはもうナシ
でもどっちでもいけるような、よくあるモヤモヤし
た幕切れ、終え方でした。




おっと!このブログを書いている最中、店の換気
のために入り口のドアを全開にしていたら音もなく
珍入者が入ってきた!



コザではあるあるかもしれないが、
街に多く徘徊している野良猫だ! しかも劇中で
登場していたような全身まっ黒の飼い猫.....
これはひょっとしてマトリックスからの何らかの
合図?何かのサイン?



「あーーっ!思い出したぞ!
この黒猫は以前に店に侵入して床を思いっきり
引っ搔き回して深い傷を残して逃げていった奴だ!」



「初犯は猫好きに免じて寛大な心で許してやった
けど、今回また同じことをやったらマトリックスの
世界にぶち込んで、浦安にあるネズミ人間の国に
転送してやるぞ!」



「この店の中に入ってきていい黒猫は
宅急便のお兄さんだけなんだからな!」



「浦安にある夢の国では猫は天敵で
心よく歓迎されないらしいからな… ヘッヘッへ」



「それとも前回の非を詫びて
もう二度としませんと謝りに来たのなら
お前の仲間がいっぱいいる
多摩市にある何とかピューロランドに転送して
やってもいいんだぞ!」



「さあ!運命の選択だ。どちらかの道を選べ!」
(モーフィアス風ww)



そう言い放ったら、そそくさと店を出て行った。
彼は飼い慣らされた羊(猫)の仮想世界に留まる
事を選択したらしいwww





恒例の一曲プレゼント。今年もどうぞ!
Nelson Babin−coy(Spits Cover)
♪赤空も飛べるはず♪赤



Posted by 玉城 覚 at 20:18│Comments(0)映画
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プロフィール
玉城 覚
NEW DEMENSION LABORATORY 代表
(ニュ- ディメンション ラボラトリ-)

身心調律法施術

現在、店舗は閉鎖し営業は休止しております。
今後これまでのように全日の営業はできないかもしれませんが、短い時間でもたとえ変則的な日程であったとしても、これまで提供してきた他では見られない特別な施術を理解し、どうしても必要とされる方々の為に、何らかの機会を別な場所・新たな移転先を搜して続けようと考えております。
それまで大変ご迷惑をおかけしますがしばらくお待ちください。