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2021年10月11日

グルテン・カゼインコントロール 2

グルテン・カゼインコントロール 2















前回からの続き…



・病院に通っているということでもないが
 情緒が安定せず気分が晴れない日が多い。
・身体の調子もすごく元気と言える程ではない。
・ダルさや疲労感がなかなか抜けずに
 この所ずっと続いている。

・物事に対する興味や意欲、満足感・充足感が
 なんだか前より薄れてきている感じがする。
・言葉ではうまく表しづらいが、気力もやる気も
 以前に比べ、力強く湧いてこない



こういう方
最近多いんじゃないでしょうか?



今回、グルテン・カゼインをテーマとして
取り上げた理由は、新型コロナウィルスの
ワクチン摂取をめぐり


副反応(副作用)の現れ方(強さ)が
人によってかなりのばらつきがあるという事が
私の感覚のアンテナに引っ掛かり



なぜこんなにも違いがあるのか?




そう疑問に思ったことから
シュミレーションしてみたのがきっかけでした。



当然、接種日の体調や持病の有無
年齢や体質、個々の免疫力の高低も
副反応の出方の差に関係ある事でしょう。



また、
一回に接種するワクチンの量(モデルナ製
0.5ml、ファイザー製0.3ml)が
元々アメリカ人の体のサイズを基準にして
決められているため



体の小さい日本人(特に女性や高齢者)には
量が多すぎて副反応が強く出ている。
そう指摘する日本の医師もいます。



いろいろな情報に接するうちに
普通の健康な特定疾患を持っていない大人でも
副反応の出方の強さに差があるのは



体内炎症の有無、状態が関係?



というネットの記事を目にしたことから
前回のブログでも書いた



日常でのグルテン・カゼインの摂取が
消化されぬまま小腸に滞留、炎症を起こし
腸粘膜を荒らして細かな穴を開け、



そこから老廃物や毒素が漏れ出て体内に侵入
血流に乗って全身へと運ばれ、各部で炎症を招き
やがて免疫の過剰反応・暴走へと至るという事実



それが本当だとすると
最悪それがワクチン接種後に容体が急変して
死亡するケースを含め、体内炎症の有無が
副反応の強さに個人差が生じる最大の要因では
ないかとの理解に至り




そこから自分のこれまでの食習慣・食生活を
振り返ってみて、
小麦・卵・牛乳・大豆(日本人に多い代表的な
食物アレルゲン)に元々アレルギーは持って
いないし、その他の食品にも持っていない。
(ちゃんとしたを検査を受けてはいないけど)



ワクチン1回目接種の際の事前問診でも
アレルギーや過去に副反応が強く出た経験はないか
とか何度も聞かれたが



今まで一度もそんな事が起きたことはないから
まあ…大丈夫だろう、心配ない。と



気にせず一回目の接種を受けた。



結果から言うと
接種した左腕にごく軽い筋肉痛のような症状が
出ただけで、それも2日ほどで治まった。



それから前回の記事を書く為に
コロナ関連の情報をいろいろ集めていると
一回目の接種より二回目の接種後のほうが
副反応が強く出る傾向があるって言うじゃない?



念のため、小麦・牛乳のアレルギー有無を
自ら筋反射で調べてみると

NOの反応!

小麦・牛乳に対してアレルギーは持ってない
ことが分った。



もちろん、これまで一度もアレルギー症状が
(自覚できるほどはっきりと)出た経験はないので
これには当然というか、納得。



それじゃあ、グルテン・カゼインの
過敏症、不耐症の方はどうだろう?



これも調べてみたら、両方ともNOのサイン!




では、これまで通り制限なく小麦や乳製品を
摂っていいのかと聞いたら、NOの返事!



えっ、どういうこと?



制限が必要ってこと?



もしかして、すでに体内で炎症が起きている?
そう聞いてみると、YESの反応。



それは加齢や肥満や喫煙、紫外線、筋肉痛、
ストレス、オメガ6脂肪酸などの摂り過ぎなどに
よって生まれる体内炎症ではなく



小麦のグルテン・牛乳のカゼインの摂取を原因
とする炎症なのかと聞いてみると
YES(そうだ!)の反応。



オーマイガー!!



グルテン・カゼインが体内で炎症を起こす
というのはどうやら本当の事らしい!



パンも麺類も乳製品もスイーツも好物だし
これまで何十年と制限なく食べ続けて来たから
理屈の上では、炎症が小腸や体のどこか他の場所
で起こっていたとしても、全然不思議じゃない。



もしかすると
仙骨と尾骨の調律を若い時から続けて来たので
身心のバイブレーション(波動)が上がっていて
排出力や治癒力、免疫力が高く維持されて、炎症や
症状が強く表に出てこなかっただけなのかもしれな
い。(仙尾骨と免疫力には深い関りがあります)



これは困った!
2回目のワクチン接種までまだ日はあるし
思い切ってグルテン・カゼインの摂取制限を始めて
炎症を少しでも鎮められるものならと
自らの体で実証実験をやってみることにした。



アレルギーの専門医の話によると
食物由来によるの体内炎症を鎮めるには
最低3週間以上、食事制限を続ける必要がある
のだという。



グルテン(主に小麦)の制限だけじゃなく
カゼイン(乳製品)の制限も併せて行うとより
効果が高いということなので、そうしてみよう。



まずはわかりやすい所から。
パンや麺類はしばらく食べない(3週間ほど)
牛乳や乳製品については、筋反射テストの結果
摂っても大丈夫との結果を得られているけど



しばらくは、コーヒーに入れるミルク(1日小さじ
2杯)だけに制限した。




そして、1回目の摂種から約3週間後、
2回目の新型コロナウィルスワクチン接種完了。
(2回ともファイザー製)




で…副反応の方は?




制限の効果があったかどうかわからないが
接種直後は一回目の時と同様
左腕に軽い筋肉痛のような症状が出たのと
翌日に微熱(37.2度)が出たが


普通に出勤して仕事もこなせるほど楽な感じで
周りから聞かされている話だと、もっと酷く副反応
が出るんじゃないかと内心警戒していたが


心配には至らず拍子抜けするほどで
微熱も一晩寝たら平熱に戻っていた。




これでワクチンも2回打ち終えたことだし
接種後1週間から10日くらいで抗体が完全に
出来てくるらしいから
グルテン・カゼインの制限もそれに合わせて続ける
ことにして



そのあとは
制限も徐々にゆるめていくことにしよう。
これからは体と対話しながら
禁止とか制限とか強い規制を掛けるのでではなく、


マイルールを作り
グルテン・カゼインの摂取量をどうコントロール
して長期的に向き合っていくのかを考えるのが
重要だし賢い選択だと思う。



我々現代人が完全にそれを口にしないでいるのは
残留農薬や食品添加物の摂取が避けられないのと
同じで
現実的に無理な話でしょう?



一生、小麦や乳製品を口にしないで生活する
なんて!あなたは出来ますか?



そこで、体内炎症に関する現状レベルの評価と
今後の摂取ルールの簡単な内容について
私なりに考えて作ってみました。


参考になるかはわかりませんが
現在グルテンフリーを実践している方、これから
プチ制限をやってみようと思っている方
自分の現在の状態を知って実践することに
使ってみてください。



体内炎症の現状ー評価指標

・レベル1 グルテン・カゼインを口にしても
         今のところ問題ない

・レベル2 食べても良いが習慣化した摂取には
         気を付けた方が良い

・レベル3 一度に摂取する総量とその頻度にも
         注意とコントロールが必要

・レベル4 今すぐ、摂取制限をかけ代替食に切り
         替え、できれば避けた方が良い

・レベル5 かなり炎症が起きていて、身心に現わ
         れる症状の根本原因。要禁止と治療



グルテン・カゼイン摂取ルール

1.他に選択肢がある場合はそちらを選択する

2.積極的に代替品を活用する(米粉や豆乳…等)

3.一度に2品以上摂取、又は連続ではとらない
  (例…パンと牛乳、朝食と昼食、昼食と夕食)

4.強い制限を長期間かけ続けるとストレス(炎症
  )の原因になるので週に1~2回、食べてもい
  い日・機会をけて持続・継続させる

5.少ない含有量の食品・原材料・調味料は
  気にしだすと食べられる物がほとんど無くなっ
  てしまうので、無視してありがたくいただく




ブログの冒頭に書いた、主にメンタルの不調に悩
まされている方にも、グルテン・カゼインの摂取が
実は関係していることが解ってきています。



ニューヨーク大学医学部に所属する胃腸科専門医
で高度内視鏡医のラビア・ドゥ・ラトゥール医師に
よれば、小麦アレルギーやセリアック病のように
食べて即反応が出る、原因がはっきりと分かる病気
以外にも



鬱病や不安症、片頭痛やPMS(月経前症候群)
自己免疫疾患のリウマチや橋本病も
グルテンによるダメージが一因になっているという。



ドゥ・ラトゥール医師は、うつや不安感のどちらか
またはその両方が悪化した場合
グルテン過敏症・不耐症の症状の可能性が高い
と指摘し



実際、2014年に医学雑誌『食事薬理学・療法学』
に発表された研究によると
グルテン不耐性の人たちがグルテンを摂取した後
うつの症状が悪化したと訴えてきたという事例が
報告されています。



グルテンを含む食べ物を摂取した後に
もしメンタルの変化(悪化)が起きたならば、それは
グルテン過敏症・不耐性のせいなのかもしれない。




恒例の一曲プレゼント。どうぞ!
MAN WITH THE MISSION x ZEBRAHEAD
♪赤 Out Of Control ♪赤



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Posted by 玉城 覚 at 20:22│Comments(0)食事改善
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プロフィール
玉城 覚
NEW DEMENSION LABORATORY 代表
(ニュ- ディメンション ラボラトリ-)

身心調律法施術

現在、店舗は閉鎖し営業は休止しております。
今後これまでのように全日の営業はできないかもしれませんが、短い時間でもたとえ変則的な日程であったとしても、これまで提供してきた他では見られない特別な施術を理解し、どうしても必要とされる方々の為に、何らかの機会を別な場所・新たな移転先を搜して続けようと考えております。
それまで大変ご迷惑をおかけしますがしばらくお待ちください。