2018年12月25日
LIGHT AND SHADOW
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師走でバタバタしてて
UPするのがだいぶ遅れましたが
たまには時事ネタから
シュミレーションしたことを.....
ちょっと前のニュースで
元貴乃花部屋(のち 千賀ノ浦部屋)力士
貴ノ岩が付け人に暴力をふるった事件。
なんで?
とみなさん思ったみたいですね。
まだ記憶に新しい
巡業中、同郷のモンゴル出身の力士が
集まる酒の席で
第70代横綱 日馬富士から暴力を振るわれ
自身は場所を休場するほどの頭部に傷害を
負い
横綱は一連の暴力行為の責任を取る形で
引退まで追い込まれた
角界を激震させた事件。
たとえどんな理由があったとしても
立場が上の人間が抵抗できない逆らえない
人間に暴力(注意・指導・愛のムチであろうと
なかろうと)を振るうと
どのような代償を払うのか
どんな結末に至るのか
貴ノ岩は身をもってわかっていたはずなのに
「 まったくもって不可解な行為 」
「 なんて馬鹿なことをしたんだ 」
「 いったい何があった、残念だ 」
だいたいこのような感じの受け止められ方
ワイドショーやネット・マスコミ・ニュース報道で
終わってしまっているようです。
また、
元モーニング娘のメンバーが
飲酒運転で赤信号の交差点に進入し
横断中の自転車に乗った女性をはね
そのまま現場から逃走したひき逃げ事件。
この件も同じで
今から11年前の2007年1月
自分の実弟(当時16歳)をアルバイトからの
帰り道、自転車で走行中
交差点で軽乗用車にはねられ亡くしている。
この一連の事象から学べることは
加害者と被害者
両方の当事者(両極)を経験した
(させられた)ということです。
同郷の先輩でしかも横綱という
自分よりもはるかに地位も高い存在から
なにか理由があったにせよ
一方的に暴力を振るわれ
心に納得できないこともあったでしょう
我慢して(させられて)耐えていた部分も
あったことでしょう
言いたいこと、話したい事実を抑えていた
(周りから止められていた)かもしれません。
一方、自分の仲の良かった弟を
突然の交通事故で亡くし
現実を、事実を、早すぎる死を受け止められ
なかったかもしれませんし
加害者を強く恨み続けていたかもわかりません
結局のところ
本当の感情、想い、意識は
本人(当事者)にしかわかりません
周りは推測することしかでしか
察することが出来ません。
いずれにせよ
そこで理解を終わらせてしまってはいけません
本質はその両極にはありません。
当事者が自分の身に起こった現実を直視し
現象の全体を受け入れ・消化して深い理解に
つなげることができず
納得できない思い(想念、感情、思考、意識)
を発し持ち続けていると
今度は逆の立場に立たされ
同じような事態・状況を引き寄せて経験させ
現象の真理、自らの偏った想念に気づかせ
人としての意識の成長・理解を促すという
絶対的法則がそこに働きかけてきます。
今回の例は
表面上それがとてもわかりやすく
端的に顕れ出たケースと言えるでしょう。
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その現象がなぜ自らの身に起るのか
気づいて理解に繋げていかないと
今度はどこかの時点で自分が他人を
ぞんざいに扱う場面に出くわすことになる。
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周りを自分が批判するような状況を引き寄
せて両方を経験・理由を理解させられる。
(その逆の立場も有り)
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誰かを・より弱い何かをいじめる経験をして
両極の関係性を学ばされることになる。
(逆の立場でも、自ら他人に為したことは
違う形で本人に帰ってくる)
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他人のチカラを借りてでも(理解者・協力者・
大人になって自分の子を虐待するようになる
(本当の意味で過去のトラウマを受容・解消
相手を許せるまでの理解に至らならないと
年月を経て逆の立場を経験させられる法則
が働く)
ここで重要なのは、
一見残酷なようですが
表面上なんの落ち度もない一方的な被害者で
あったとしても
出発点は自分の発した想い・思考・感情・意識
にあるということ。
自分の身に起こる現象はすべて
どこかの時点で過去に自ら発したものが
形を変え、状況を変え、時を越えて
必ずブーメランのように戻り顕れ
帰って来ているということです。
そしてどちらにか偏った想い・思考・感情を
心にずっと持ち続けたままでいると
いずれ反対側に必ず引き戻される現象を
引き寄せ経験させられ、
両極を充分に理解し、どちらにも偏ることなく
真ん中に立つことの重要性を理解させる現象
が起き、
そのことを強く働きかける法則がやってきます。
すごく最近では、自動車業界
ルノー・日産・三菱の三社連合の元会長
カルロス・ゴーンが東京地検特捜部に
金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽
かつて日産の経営危機を救って業績を
V字回復させたヒーローが
一手に強大な権力を握った者の驕りの果てか
今度は日産の内部告発から始まった部下の
反乱で
過去の会社資金にまつわる数々の私的利用
乱用を次々と暴かれ始めてきている。
光と闇、裏と表、上と下、右と左、前と後
注目された者と全く知られず見向きもされ
なかった者
世に知られ表に出た事と
裏で世間から隠された事
力(権力)を持った者と
それに従わざるを得ない者
善に自他の為に生きようとする者と
悪に染まって動く者
過去に縛られる者と未来だけに生きる者
そのどちらにも安定した答えはなく
本質はその真ん中、中心(中真)にあり
自らが意図しない、望まない現象・状況を
現実化させない方法はただひとつ
片方に偏ることなく両極を均等に理解すること。
(物事が現象化する前に先に)
そして真ん中の道を歩むこと
我々の身体の物理的中心(仙尾骨)は
左右の脚(両極)の上に位置することなく
その間に立ち前へ進むこと
いつもそのことを
我々に教えてくれています。
今年も一年、このブログを読んでくださり
ありがとうございました。
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David Foster, Natalie Cole
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