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2018年03月27日

STAND UP!

STAND UP!











前回投稿した


『 座りすぎ 』 の健康リスク


その解決法について
今回は続きを書いてみたいと思います。



週に何回か強度のある運動や
スポーツクラブのジムで
エクササイズガッツポーズをしていたとしても


その運動をしている以外の時間の過ごし方
生活習慣を、一度点検・意識してみる
必要があります。コレ!


何故なら、
一日の内で身体を動かさずに
座ってじっとしている時間とけい(3時)
長ければ長いほど


宇宙飛行士が宇宙空間で経験する
無重力状態で長く過ごすことによる脳の衰え
身体の衰弱とよく似た症状が
『座りすぎ』によって現れて来るということが
NASAの長年にわたる医学的研究・データに
よりわかってきているからです。


調査と研究が進むにつれて
『座りすぎ』は脂質代謝異常や肥満・糖尿病
に始まり、
高血圧や狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、がん
など他の病気も誘発し死亡リスクを上げる
ことが明らかになっています。がーん


早稲田大学スポーツ科学学術院の岡浩一朗
教授によると、

「がんの場合、座っている時間が長いほど
がんの罹患リスクが高くなる。
顕著なのは大腸がんと乳がんで
座りすぎによって大腸がんは30%
乳がんは17%も罹患リスクが上がる」という。



もちろん
忙しい日常生活の合間を縫って
特別に運動する時間を作り
健康を維持しようと努力することは大切で
大変褒められるべきことなのですがGOOD


それ以外の時間をどう過ごすのか
一日の大半を活発に動いて生活しているのか
それとも長時間テレビテレビやパソコンパソコンの前で
座って過ごしているのか


最近であれば、
暇さえあればスマートフォンや家庭用ゲーム機
を操作して何時間もうつむいて座っていたり
横になったりしたままじっと画面を見続けて
動かないでいるということも
改善の余地が大いにあるということです。



それではどんなことをすればよいのか?
我々がいつでもどこでもいつからでも
始められることとは.....



1.どんな動作を選択するか
 
 姿勢とバランス維持を必要とする日常動作は
 身体を支える役割の細かな筋肉と脳を使い
 ストレッチ(伸展)系の動作なら関節の可動域
 全身の柔軟性と血流を高め
 筋力強化(力作業)系の動作は身体を動かす
 役割の大きな筋肉を養う効果があります。
 

2.どれだけの時間取り組めばいい

 ゼロからスタートするなら
 日常生活で行う小さな動き・動作から
 無意識にやっていることを意識化して
 それを序々に増やしていき、
 一日のうちで座ったり横になったりした時間
 割合を合算し記録、徐々に減らしていく過程
 現状を把握する
 
 何事も自覚することからすべてが始まる。


3.どれだけの種類をやればいい
 
 多種多様な日常動作、立ち上がる・しゃがむ
 物を拾う・運ぶ、歩く・階段を登る・降りる
 棚の上の物を取る・物を持ち上げる・腰を下ろ
 して座る等々を、体力的にきついものから
 比較的楽なものまで幅広い強度の動作を
 ミックスする。

 毎日多種類の動作を繰り返して日常化
 習慣化することが重要


4.バリエーションを増やす
 
 何事も長時間同じこと、動作・作業をやり過
 ぎるのも、逆に少なすぎるのもよくない
 動作のバリエーションを増やすことは極めて
 重要で、同じ刺激ばかり繰り返していると
 身体・脳に対する刺激・反応・効果が鈍く・
 低くなり、最も避けたい飽きが来てしまう

 一番重要な事は永続慣行できるように
 無理せず出来る方法にすること。


5.重力を最大限利用して意識する
 
 重力とは頭のてっぺんから足の裏まで
 地球の中心に向かって引っ張る力
 (ウェイトトレの代わり)なるものだから
 どこにも寄りかからず直立している時に
 自重(体重)を用いることで深層筋の強化を
 始め他のいろいろな相乗効果が期待できる
 
 選択の余地があるときは必ず立作業にする。


6.目から入る情報を遮断してみる
 
 時には目をつぶって動作や行動を取ってみると
 身体の平衡・バランスを取るのに
 内耳の三半規管ではなく
 普段我々がどれだけ視覚に頼って生活して
 いるか、修正しているかが実感できる
 
 ときには視覚情報を一切遮断することで
 脳を活性化させ、脳トレにも繋がっていく。



でもねぇ そんなこと言われても

赤丸日々の雑事に追われ時間が取れない
赤丸スポーツや筋トレなどは大の苦手だ
赤丸一日の大半をオフィスや車内で過ごしている
 から無理という声が聞こえてきそうです。



それでも諦めることはありません
とっておきの方法がひとつあります。




STAND UPびっくり




イスから立ち上がること




たったこれだけ
そう、たったこれだけでいいんです


30分に一度その場で立ち上がること。
(できれば最低でも一時間に一回くらいは)
歩きまわる必要もありません。

注意もちろん、歩き廻っても
 立ったまま背伸びや他のストレッチ
 軽く身体を動かしたりダッシュ
 水分補給カフェやお手洗いに行っても
 全然かまいません



大切なのは頻繁に立ち上がること。
(1日の内で、座った・横になった状態から)




我々の身体の健康には
重力が極めて重要な役割を果たしています。


重力に抗して動作・行動・活動することで
赤丸平衡感覚の発達
赤丸筋力の維持・鍛錬・強化
赤丸骨密度の強化・改善
赤丸代謝・循環系の促進・改善
赤丸起立するたび筋肉収縮、血流・血液量
  ホルモン分泌に良い変化が起こる。
そして
赤丸身体中のほとんどすべての神経が
   刺激される


正常な血圧調整機能を維持するには
イスから立ち上がる様な姿勢の変化が

一日に最低32回以上必要だ

という研究結果もあります
(横になった状態からだと最低16回以上)


意外なことに
血圧の調整と血液量の回復に関しては
運動(軽いウォーキング)せずに立ち上がった
だけのほうが
より効果的に働くことが解っています。


それが
重力に反して二本足で立ちあがることで
人類は進化してきたという
根源的なものだからかもしれません。


健康への近道・鍵は
皆さんの足元(重力)にあります。



さぁ、今すぐ立ち上がりましょう!




それでは恒例の一曲。どうぞ!
Def Leppard  ♪赤Stand Up ♪赤



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Posted by 玉城 覚 at 16:44│Comments(0)病の本当の原因
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プロフィール
玉城 覚
NEW DEMENSION LABORATORY 代表
(ニュ- ディメンション ラボラトリ-)

身心調律法施術

現在、店舗は閉鎖し営業は休止しております。
今後これまでのように全日の営業はできないかもしれませんが、短い時間でもたとえ変則的な日程であったとしても、これまで提供してきた他では見られない特別な施術を理解し、どうしても必要とされる方々の為に、何らかの機会を別な場所・新たな移転先を搜して続けようと考えております。
それまで大変ご迷惑をおかけしますがしばらくお待ちください。