2017年04月09日
ハードディスク突然死!
その時は突然やってきた。
定休日明けの朝、出勤してきて
デスクトップパソコンの電源を入れると
ん.....おかしいぞ!
正常にOSが立ち上がらない。
何だか嫌な予感......。
読み込みに失敗した。
CTRL+ALT+DELを押してリブート(再起動)
せよと英語で表示が出ている。
起動に失敗することは、
古いパソコンならよくある
ちょっとした読み込みエラーなのかと思い、
再びリセットして立ち上げても結果は同じ。
こんどはSAFEモードをつかって
何度か再起動を試みるも
状況はまったく変わらずエラーだけが続く。
画面の表示を見てみると
英語で起動ファイルが読み込めません
見あたりません
みたいなことが書いてある。
どうやらハードディスク内の
Windows7起動ファイルが完全に
イカれた、クラッシュしたらしい。
ショッ――――ク
もしや、
ハードディスクに入っている
他のデータも
全部やられているかもしれない。
落ち着け、落ち着くんだ!
まだ他に手はあるはずだ。
今度は違う方法をやってみる。
Windows7のCDロムを使ってリカバリー
破損したファイルの修復プログラムで
再起を試みるもあえなく失敗の繰り返し。
危うくもうあきらめて
ハードディスクを再フォーマット
しようとするところだった。
あぶないあぶない!
備えあれば憂いなしとはこの事で
あらかじめ定期的にデータのバックアップ
をとってさえいれば
ショックは少なかったかもしれない。
そろそろ
バックアップを取らないといけない
と思い始めていた矢先のことだった。
最近まで
確定申告やら何やらで
パソコンを酷使してたので、
ハードディスクに過重な負担が
かかりすぎていたのかもしれない。
ハードディスクの寿命は普通3~4年と
言われるが(使い方にもよる)
ちょうどその時期にも重なっていた。
春はお別れの季節
あまりにも突然の前触れのない結末。
2、3日前までは調子よく
あんなにうまくいってたのに.....。
でも、
わずかなながらの希望は残っていた。
電源を入れてみると、ディスクが
まだ回転している音が少しだけする。
全く動かなかったら完全にOUTだった。
これはいけるかも!!
そこで、最後の手段
データ救出作戦決行!
早速、
パソコンを分解してハードディスクの電源と
SATAケーブル両方をはずして取り出し、
SATAドライブUSB変換ケーブルを
ヤマダ電機で新たに購入して
Win10搭載ノートパソコンにUSB接続、
OSを立ちあげてみると
なんと!
見事に外付けハードドライブとして認識
あとはまるごと
ハードディスクの貴重なデータを
コピーして移動、バックアップファイルを
作成して救出作戦見事に成功!
これで全データ消失という最悪の事態
はなんとかまぬがれた。
ふぅ―――やれやれ。
ところが、
まだやっかいな問題が残っていた
今まで使っていたハードディスクは
またいつおかしくなるかも知れないので
これからはもう使えない。
それじゃあ
新しい大容量のハードディスクを
買って取り付けようかとも思ったが
ここは奮発して次世代の記憶装置である
SSD(Solid State Drive)を
購入することにした。
米マイクロン社製の
Crucial MX300 2.5inch 275GB
をGoodWillで購入
ハードディスクに比べてSSDは
フラッシュメモリーを使っているため
データの転送スピードが速く、省電力、
発熱も、モーターを使ってないため
あまりなく、おまけに
振動や音がまったく出ない優れもの!
それにOS Windows7 64bit sp1を
再インストール。
そして
半日がかりでアップデート・再起動
アップデート・再起動の繰り返しを
延々と続け、
そこから今度はノートパソコンをデスクトップ
パソコンにHDMIケーブルで繋ぎ
バックアップデータを転送して一旦終了。
その後、設定やソフトのインストール・
テストなどの細かい地味な作業が続く。
なんとか元どうりになりそうだ!
でも、何日もいろんな手間とストレスと
お金もかかって心身ともにだいぶ疲れた。
やっぱり危機管理は大事だね。
今回、身にしみてわかった。
パソコンに詳しくない方には
何のことやらさっぱりだとは思いますが、
要するに、
貴重なデータのバックアップは
定期的にとっておきましょうということ。
でもねぇ~
人間、痛い目にあっても
しばらくすると大事なこと忘れちゃうんだな
これが
なんでかねぇ~(笑)。
教訓 転ばぬ先のバックアップ
それでは恒例の一曲。どうぞ!
Yngwie Malmsteen
Crash And Burn